回復後の横浜

こうしてコロナなんてものはまだこの世で叫ばれていなかった頃、24コンブランケットで若かった私はすっかり元気を取り戻した。

 

2017年の幕開けは初めての横浜アリーナだった。

年始から始まるツアー「なうぇすと」のチケットを手に入れたためだ。

 

つい先日京セラドームでみた7人をもう一度横浜で見ることができるなんで夢のようだった。

びびりながら申し込みをした初めてのツアー。

グッズ購入から入場から周りのみなさんは手慣れたご様子でひたすら友人とさぐりながら行動したことを記憶している。

 

そして肝心の公演だが、こちらもまたMCタイムで腹筋が崩壊しかけた記憶が多数。

そして目の前の坂道をメンバーがミニバイクで走り去る姿を強烈に覚えている。

初心者がこんな座席でよいのかと思うほどの肉眼座席だったこともまた鮮明に記憶している。

公演中ってアドレナリンのせいなのか、興奮していたことは覚えているものの詳細を記録しておけない自分の脳みその作りをなんとかしたいものである。

もう退化する一方なのだが。

 

また、別の日だが、友人からお誘いを受け、複数公演に入るということもこのツアーで経験した。

 

京セラドームのセットリストとはまた別のセットリストで、別世界観のライブを作り上げたメンバーのパワー、スタッフさんのパワー様々なものを感じてすっかり私はジャニーズWESTの魅力に取りつかれてしまったようだった。

大人になってからジャニーズにはまるなんて微塵も思っていなかった。

 

ー2018年「WESTival」

この年は激動だった。

なにが激動がいまさら思い出せないのだが、たしか社会人1年目。

当時住んでいたアパートの契約期限が迫っていたこともあって、職場にもう少し近いところに引っ越すことにしたのだ。

 

そして当選した日がよりによって引っ越し前日。

家族総出で引越し作業をしながら、私は一路静岡へ。

日帰りで行くところではなかった。

 

が、しかし、エコパアリーナという会場はすごいところだった。

デジタルチケットの導入により座席はどこか直前までさっぱりわからなかったが、

近い。ステージと近い。

そして座席にも恵まれてこれまた感動的な体験だったと思う。

 

ただ問題があった。

それは食事をする場所があまりにもないということ。

昼食難民になりながら帰宅をした記憶がある。

なので今度エコパアリーナに行く機会があるときは綿密な計画と余裕をもたせたスケジュールを準備しようと思う。

帰宅してからは怒涛の引っ越し作業に追われるのであった。

 

―2019年WESTV!

毎度の年始恒例行事になってきた。

1月3日にグッズを早々に手に入れに横浜へ。

社会人になり少しお財布にも余裕ができてグッズもたくさん買うようになった。

 

このツアーで訪れたのは名古屋。

前日にきたメールで濵田さんインフルエンザの知らせ。

6時から東京駅で朝食を求めうろうろするアラサーはいいお店に巡り会えず、名古屋でのモーニングを楽しみにほぼ始発で名古屋へむかった。

海老フライ入りのサンドイッチが最高でしたね。

熱田神宮でお参りもし、徐々に遠征の楽しみ方も覚えてきた。

 

公演も濵田さんお休みの公演だったが、それを感じさせないパフォーマンス。

ただ同時に濵田さんの必要性もまた感じた。

座席もデジタルチケット導入2回目で、座席もわからない緊張で遠かったらどうしようなんてことも頭をよぎったが、これまた私にとっては素晴らしい場所から参加することができ、WESTにパワーをもらえた1日だった。

 

そして2020年。

ツアーが春からスタートに移行し、GWにWtroubleツアーに参加する予定だったものの、緊急事態宣言によって延期になるのであった……。

 

無事に配信の視聴ができたが、その話はまた今度。